ごみの分別方法は自治体により違うので、引っ越しで新しい街にやって来ると、はじめは戸惑うものですよね。とくに「燃やせるごみ」と「燃やせないごみ」は、「これ燃えるの?(燃えないの?)」と疑問を持ちたくなることもありますが、これはその自治体のごみ処理能力によります。
この記事では長崎市における「燃やせないごみ」について解説しています。市民の皆様はぜひ参考にしてください。
長崎市における燃やせないごみ(不燃ごみ)とは?
長崎市における「燃やせないごみ」とは、以下のようなごみのことを指します。
・刃物、陶磁器やガラス、割れた蛍光管(古新聞に包み「刃物危険」「割れ物危険」などと明記)
・小型家電製品(トースター、ビデオデッキ、掃除機、プリンター、アイロンなど)
・金属製品(なべ、やかん、釜、フライパンは除く)
・在宅医療に伴う医療系廃棄物(注射針などの鋭利なものを除く)
・スプレー缶/カセットボンベ(中身を空にして穴を開けず、ほかのごみとは分けて袋に入れる)
・ライター(中身を空にしてからほかのごみといっしょに袋に入れる)
これらは各地区に週1回設けられている「燃やせないごみ」の収集日に、ごみステーションに出して処分することが可能です。
燃やせないごみの一部は拠点回収でリサイクル可能
燃やせないごみとして処分できる一部の品目は、リサイクルのために拠点回収されているので積極的に利用しましょう。
小型家電製品(おもにポータブル家電)
小型家電製品のなかでも持ち運びが可能な製品は、地域センターなどに設置されている小型家電回収ボックスに投入して処分できます。投入口のサイズはヨコ25cm×タテ10cmなので、ここを通ることが条件です。
スプレー缶/カセットボンベ/ライター
スプレー缶、カセットボンベ、ライターに関しては、各地域センターで拠点回収が行われています。使い切れなかったライターも回収してくれます。
スプレー缶やライターの処分方法について記載しております。是非下記の記事も参考にしてください。
参考:長崎市で中身が入ったままのスプレー缶は捨てられる?不用品回収業者が解説
参考:長崎市でライターを処分する方法をご存じですか?回収業者が紹介
長崎市の燃やせないごみ指定袋に入らない場合は粗大ごみ
家電製品のなかには、長崎市の燃やせないごみ用の指定ごみ袋に入らないものもあります。このような家電製品は「粗大ごみ」に該当するため、お住まいのエリアを担当する業者に戸別収集を依頼するか、ごみ処理施設に自己搬入して処分します。
・戸別収集の依頼先
エリア | 電話番号 |
下記を除くすべてのエリア | 095-844-4599 |
香焼地区 | 095-850-2270 |
伊王島地区 | 095-848-9645 |
高島地区 | 095-848-9645 |
野母崎地区 | 095-834-8200 |
外海地区 | 0959-24-0144 |
池島地区 | 080-4942-6634 |
三和地区 | 095-892-2350 |
琴海地区 | 095-885-2035 |
・ごみ処理施設に自己搬入する場合(燃やせない粗大ごみ・燃やせないごみ)
事前に搬入許可を得る必要があるので、市役所の廃棄物対策課か各地域センターで許可を申請してください。搬入券が交付されたら、交付から1ヶ月以内に三京クリーンランドに燃やせない粗大ごみ(燃やせないごみ)を持ち込みます。
・三京クリーンランド
住所:長崎市三京町43-4 電話:095-850-3326
祝日を含む月曜日から土曜日の9時から17時に開場しています。
ゴミ処理施設、クリーンセンターの案内はこちらをご参考に
参考:長崎市のごみ処理施設(クリーンセンター・工場・リサイクルプラザ)案内
不用品回収業者を利用して燃やせないごみ(不燃ごみ)を処分
長崎市が燃やせないごみとして回収しているごみを、不用品回収業者を利用して処分することも可能です。ただ、お金がかかるため、燃やせないごみだけを処分するときに利用する価値はありません。遺品整理など、さまざまな不用品をまとめて処分する機会に利用するのがおすすめです。
不用品回収業者を利用するとメリットを得られるのはこんなとき
民間の不用品回収業者のサービスを利用すると、当然のことながらお金がかかるので、状況に応じてメリットを得られるときに利用するのがおすすめです。以下のような状況なら不用品回収業者の利用を考えましょう。
分別の異なる大量のごみや不用品を処分するとき
大掃除や遺品整理などで、分別区分の異なる大量のごみや不用品を処分する場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。
長崎市のごみ収集サービスでこれらを処分しようとすると、すべて分別しなければならないのでとてもたいへんです。不用品回収業者を利用する場合はごみを分別しなくてもよいので、作業がとても楽になるでしょう。
処分を急ぐ必要があるとき
事情があってごみや不用品の処分を急いでいるときは、不用品回収業者を利用しましょう。不用品回収業者なら連絡当日の見積もりや回収作業にも対応可能ですし、休日や夜などに回収を依頼することも可能です。
売れそうな不用品があるとき
処分する不用品のなかに売れそうなものがある場合は、不用品回収業者の利用を検討してみましょう。不用品回収業者はニーズの多い中古品を買い取ってくれるので、処分費用を節約できます。
まとめ
長崎市で燃やせないごみ(不燃ごみ)を処分する方法を紹介しました。長崎市は燃やせないごみを週に1回収集しているので、通常はこの収集日を利用して処分すればいいでしょう。
長崎えびすサポートは、燃やせないごみに該当するごみや不用品を回収することが可能です。遺品整理など、分別の難しいまとまった数量のごみや不用品が出るイベントを予定されている方は、ぜひご連絡ください。即日の対応も可能です。