「資源ごみ」の定義は自治体により異なるようです。「資源ごみ」はリサイクルするごみの総称と言えると思いますが、長崎市を含め多くの自治体が「資源ごみ」以外の分別区分のごみでもリサイクルしています。
そこでこの記事では、長崎市における「資源ごみ」と「古紙」「プラスチック製容器包装」に絞って、その処分方法を解説することにしました。市民の皆様はぜひ参考にしてください。
長崎市における資源ごみとは?
長崎市はごみを10の分別区分に分けて収集しています。
・燃やせるごみ
・新聞/折り込みチラシ
・本/雑誌/紙パック/雑紙
・ダンボール
・燃やせないごみ
・プラスチック製容器包装
・資源ごみ
・蛍光管
・筒型乾電池及びボタン電池
・粗大ごみ
このなかで粗大ごみだけが戸別収集で、あとの9つはごみステーションからの収集です。
長崎市における「資源ごみ」とは、空き缶や空きびん、ペットボトル、金属製のなべややかん、フライパンなどの調理道具のことです。
こちらの記事についても参考にご覧くださいませ。
参考:長崎市で燃やせるごみ(可燃ごみ)を処分する方法を不用品回収業者が解説
参考:長崎市で燃やせないごみ(不燃ごみ)を処分する方法を不用品回収業者が解説
資源ごみの出し方
資源ごみに該当するごみを処分する際は、中身を空にして汚れを取り除いてください。ドリンク類は軽くすすいでおくといいでしょう。ラベルなどの不純物は極力取り除いておきます。すでに切断されているペットボトルはリサイクルできないので、燃やせるごみとして処分してください。
資源ごみに該当するごみは、専用のごみ袋に入れてごみステーションに出します。ごみ袋に入らない場合は粗大ごみとして処分してください。資源ごみの収集日は週に1回、各地域に設定されています。
長崎市における「古紙」の処分方法
長崎市では「資源ごみ」の分別区分に含まれない「古紙」。長崎市は古紙類も当然、リサイクルしています。
古紙類の収集日は週に1回あり、燃やせるごみの1回目の収集日といっしょです。名刺よりも大きいサイズの紙であれば、雑紙として処分できます。雑紙は本や雑誌の間に挟んでください。本や雑誌などの冊子、ダンボール、新聞(折り込みチラシ)はひもでしばって出してください。
長崎市における「プラスチック製容器包装」の処分方法
「プラ」のマークが付いているビニール袋、包装容器、プラスチックボトル、発泡スチロール、緩衝材などが「プラスチック製容器包装」に該当します。汚れのひどいものは燃やせるごみとして処分してください。袋を二重にすると袋を破く手間がかかるので、一枚の袋に入れて出しましょう。
不用品回収業者を利用して資源ごみを処分することも可能
資源ごみは長崎市の収集サービスだけではなく、不用品回収業者を利用して処分することも可能です。
不用品回収業者は長崎市で資源ごみに該当するごみだけを回収することも可能ですが、それだけ出すのに不用品回収業者を利用する理由はありません。お金がかかってしまうからです。
不用品回収業者を利用するべきときは、資源ごみ以外にも処分したいまとまった数量の家財があるときです。大掃除や生前整理、遺品整理といったタイミングでの利用がとくにおすすめです。
分別する必要がない
不用品回収業者を利用するときはごみや不用品を分別する必要がありません。大掃除などの片付けイベントのときにごみや不用品を分別するのはたいへんです。分別作業がなくなれば、作業の負担は大幅に軽減されます。
処分費用の節約につながる
多くの不用品回収業者が定額制の料金を採用しています。荷台の一定量までは同じ額でサービスを提供するため、一定量ぎりぎりまでごみや不用品を積み込むことでお金を節約できます。
急ぎの依頼にも対応してくれる
不用品回収業者は民間企業です。長崎市では対応できないことでも不用品回収業者なら対応できることがあります。
不用品回収業者のサービスはユーザーが指定する場所・日時での回収が基本。回収日時は祝日でも夜間でも指定できます。
まとめ
「資源ごみ」を含むリサイクル目的で回収されている長崎市のごみについて紹介しました。資源の枯渇が危惧されていますが、今ある資源をむだにせずリサイクルすることで、持続可能な社会を作ることは可能です。市民の皆様もぜひ、資源のリサイクルについて考えてみてください。