長崎市で仏壇を処分する方法をリユースとリサイクルに詳しい業者が解説

少子高齢化、そして人々のライフスタイルの変化により、仏壇を持ち続けることが難しくなっている人たちがいます。仏壇の小型化が進んでいるとはいえ、現代人、とくに大都市に住む人たちにとっては仏壇を家に置いておくこと自体がたいへんになっています。そこで仏壇の処分を考えるわけですが、そこにはご先祖様がいらっしゃいますし、宗教に絡むものなのでなかなか処分しづらいですよね…

この記事では長崎市で仏壇を処分する方法を紹介しています。皆様の参考になれば幸いです。

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仏壇をごみとして受け入れていない自治体は多い

代々受け継いできた仏壇を処分することはかんたんではありません。仏壇を処分することは、多くの人にとって心理的なハードルが高いはず。いざ、処分しようと思っても、自治体がごみとして仏壇を受け入れてくれないこともあります。こうした自治体は比較的多いのですが、もちろん、仏壇をごみとして受け入れている自治体もあります。実は長崎市もそのひとつ。長崎市は仏壇を「粗大ごみ」に指定して収集しています。

長崎市で粗大ごみとして仏壇を処分する方法

長崎市は市の指定ごみ袋に入らないサイズのごみを「粗大ごみ」と定義しています。ただし、長さが2mを超える、もしくは重さが60kgを超えるものについては戸別収集を依頼できません。自家用車を用意できる人は、搬入許可を申請して受理されれば、ごみ処理施設に自己搬入して処分することが可能です。

ただ、仏壇の場合はまだ条件があります。仏壇を処分する場合、僧侶にお願いして魂抜きや閉眼供養を行う必要があります。ただ、これは開眼供養が行われていた場合です。開眼供養が行われていない場合は抜くべき御霊がそこに存在しないからです。

そうは言っても、やはり仏壇を処分するのは気持ち的に後ろめたさのようなものがありますから、何らかの形でそんな気持ちを断ち切りたいものです。

参考:長崎市で粗大ごみを処分する方法を専門業者が解説

長崎市で戸別収集を依頼して仏壇を処分する

魂抜きの済んだ仏壇は、ごみとして処分しても問題はありません。長さ2m以内、重量60kg以下の仏壇なら、お住まいのエリアを担当する業者に戸別収集を依頼できます。

エリア	電話番号
下記を除くすべてのエリア	095-844-4599
香焼地区	095-850-2270
伊王島地区	095-848-9645
高島地区	095-848-9645
野母崎地区	095-834-8200
外海地区	0959-24-0144
池島地区	080-4942-6634
三和地区	095-892-2350
琴海地区	095-885-2035

業者の案内に従い必要事項を伝えると、手数料額や収集日が伝えられるので、収集日までに手数料と同額の「粗大ごみステッカー」を購入しましょう。このステッカーは銀行や郵便局で販売されています。

収集日になったら、必要事項を記入した粗大ごみステッカーを貼った仏壇を、指定の場所に搬出してください。通常、玄関前などの近場が指定されます。

長崎市のごみ処理施設に仏壇を自己搬入して処分

仏壇を運搬する手段がある方は、仏壇を市のごみ処理施設に自己搬入して処分できます。60kgを上回る重量の仏壇を市のサービスで処分するのであれば、この方法しかありません。

自己搬入を希望する場合は、市役所か地域センターにある窓口に行き、搬入券の交付を申請します。搬入券が交付されたら、1ヶ月の期限内に、燃やせる粗大ごみを処理している以下のごみ処理施設に仏壇を搬入します。

・東工場

住所：長崎市戸石町34-2　電話：095-830-2040

・西工場

住所：長崎市神ノ島3丁目526-23　電話：095-894-5230

東・西工場、ともに祝日を含む月～金曜日の8～17時に開場しています。

長崎市で仏壇を処分するそのほかの方法

長崎市では、市のごみ収集サービス以外のサービスを利用して仏壇を処分することも可能です。

仏壇・仏具のお店を利用

仏壇や仏具を販売している専門店に依頼して仏壇を処分する方法もあります。購入したお店に依頼するのが一般的ですが、サービスを提供しているお店であればどこでも受け入れてくれるはずです。閉眼供養もセットでやってくれるので手間がかかりませんが、その分、料金はかさみます。2～8万円程度はみておく必要があるでしょう。