引っ越しや買い替えなどに伴い不要になったベッドフレームやマットレス。どちらも大きく、重量もあるので処分するのは大変そうです。とくにスプリング入りのマットレスは、現在も収集していない自治体があるほどの処理困難物です。
この記事では、長崎市でベッドフレームやマットレスを処分する方法を紹介しています。これらの処分を検討されている方は、ぜひ読んでみてください。
長崎市におけるベッドフレームやマットレスの分別について
長崎市は、ベッドフレームもスプリング入りを含むマットレスも、どちらも「粗大ごみ」として回収しています。冒頭でご紹介したように、スプリング入りのマットレスは国が適正処理困難物に指定しているほどの製品で、自治体レベルのごみ処理施設の能力では適正に処理できない可能性があるため、これを収集しない自治体もあります。長崎市がスプリング入りのマットレスを回収しているということは、市が適正にこれを処理できる施設を所有しているということです。
長崎市でベッドフレームやマットレスを処分する方法
長崎市は粗大ごみに該当するごみを各家庭から直接収集(戸別収集)しています。粗大ごみを積載可能な自家用車を所有されている方は、ごみ処理施設に搬入する方法も選べます。そのほかに長崎市民の皆様は民間業者のサービスを利用してベッドフレームやマットレスを処分することも可能です。
長崎市に戸別収集を依頼して処分
長崎市は粗大ごみの収集を外部に委託しており、戸別収集を依頼する際は、各地区を担当する業者に直接予約を入れます。以下は各地区の予約申込先の電話番号です。
下記を除くすべての地区:095-844-4599
香焼地区:095-850-2270
伊王島地区:095-848-9645
高島地区:095-896-2050
野母崎地区:095-834-8200
外海地区:0959-24-0144
池島地区:0959-26-0333
三和地区:095-892-2350
琴海地区:095-885-2035
※月~金曜日の8時~16時15分に受付
電話の際に収集日、収集場所などの確認があるほか、粗大ごみシールに記入する受付番号が伝えられるので、スマートフォンなどに控えておきましょう。
予約後、市内の金融機関で粗大ごみシールを購入することにより手数料を支払います。ベッドフレームやマットレスはかなり大きいので、手数料は1,047円/個です。
粗大ごみシールは受付番号を記入したあとベッドフレームやマットレスに貼付します。
収集日になったら、指定された場所に指定された時間までにベッドフレームやマットレスを出してください。
戸別収集の注意事項
戸別収集とはいっても、スタッフが家まで来てベッドフレームやマットレスを運んでくれるわけではありません。指定場所まではこれらをご自身で運ぶ必要があります。
また、重量が60kg以上の粗大ごみを戸別収集で処分することはできないので注意が必要です。
ごみ処理施設に自分で搬入する
長崎市にお住まいの方は、ごみ処理施設にベッドフレームやマットレスを自分で搬入して処分することができます。
自分で搬入する場合、事前に搬入許可を得る必要があります。地区事務所、地域センター、もしくは廃棄物対策課で手続きしてください。一般廃棄物処理申請書を記入・提出すると搬入券が交付されます。搬入券の有効期限は1ヶ月なので、期限内に以下のごみ処理施設に搬入してください。
・東工場(燃やせる素材)
住所:長崎市戸石町34-2 電話:095-830-2040
参考:東工場/長崎市
・西工場(燃やせる素材)
住所:長崎市神ノ島町3丁目526-23 電話:095-894-5230
参考:西工場/長崎市
・三京クリーンランド埋立処分場(燃やせない素材)
住所:長崎市三京町43-4 電話:095-850-3326
※祝日を含む月~土曜日の午前8時~午後5時に開場(三京クリーンランドは午前9時から)
※10kgまでごとに62.8円の処理手数料の負担あり
自己搬入時の注意事項
ベッドフレームやマットレスをごみ処理施設に搬入して処分する場合、搬入車1台につき1枚の搬入券が必要です。ほかの種類のごみを搬入する場合は、すべて1度に搬入するのであれば、搬入券が1枚あれば問題ありません。
不用品回収業者を利用して処分
不用品回収業者に連絡してベッドフレームやマットレスを処分する方法もあります。不用品回収業者は市の粗大ごみ収集サービスの弱点をカバーするサービスを提供しているので、利用を検討してみてください。
運べなくても心配ありません
重量物のベッドフレームは、よほどの力自慢でもないかぎりひとりで運ぶことはできません。マットレスも意外に重いのでひとりで運ぶのはかなり大変です。しかし、市の戸別収集では決められた場所までは依頼者が運ばなければなりません。安価な手数料だけで処分できるとはいえ、負担のある作業をこなす必要があります。
不用品回収業者を利用すれば、大変な思いをする必要はありません。すべての作業は業者のスタッフが行うので、依頼者は作業の様子を見ているだけでOKです。
すぐに処分できる
戸別収集は、予約の電話をした日から収集日までに早くて数日、繁忙期だと数週間程度かかることがあります。これでは急いでいるときは利用できません。
ベッドフレームやマットレスを速やかに処分しなければならない場合は不用品回収業者を利用しましょう。最速で連絡したその日に処分できます。長崎えびすサポートの専門ページもご覧くださいませ。
買い替えなら家具店に回収を依頼する選択肢もある
ベッドフレームやマットレスを買い替えのために処分する場合は、回収サービスを提供している家具店で新しい製品を購入するという選択肢もあります。
いくつかの大手家具量販店が、製品購入時にこれまで使用していた同タイプの製品を回収するサービスを提供しています。お金はかかりますが比較的リーズナブルなので、とくにお目当ての製品が決まっていないのであれば、回収サービスをおこなっているお店を利用することを検討してもいいでしょう。
まとめ
長崎市はベッドフレームとマットレスを「粗大ごみ」として回収しています。ただ、戸別集にしてもごみ処理施設への自己搬入にしても、かなりの重量があるこれらを、多かれ少なかれ自分で運ばなければならないことはネックです。
不用品回収業者を利用すれば、搬出作業の負担なくこれらを処分することが可能です。
長崎えびすサポートは、長崎市を含む県内全域でサービスを提供している不用品回収業者です。不用品の処分にお困りの方は、ぜひご連絡ください。