長崎市で物置を処分する方法をわかりやすく不用品回収業者が紹介

親御さんが施設に入居するなどして空き家になった実家の整理にともない、物置の処分を考えている人が増えているようです。ただ、小型ならともかく、中型になると200kgを超えることもある物置を、長崎市のごみ収集サービスで処分できるのでしょうか？

この記事では長崎市で物置を処分する方法を紹介しています。近い将来、物置を処分することになるかもしれない方は、ぜひ読んでみてください。

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長崎市は物置を回収している？

長崎市は、市のごみ分別パンフレットなどで物置の分別区分について触れていません。最初に触れたとおり、物置とひとことで言ってもサイズはさまざま。単純に物置の分別区分など決められないのは仕方がないことかもしれません。

それならば、さらに調べるよりほかありません、ということで、長崎市が粗大ごみをどのように定義しているのか調べてみました。

市のパンフレットによると、粗大ごみとは「市の指定袋からはみ出るもので、長さはおおむね70cm以上2m未満、かつ重量が60kg未満のもの」だそうです。

もう答えが出ました。

長崎市は、重量60kg未満で一辺の長さが2m未満の物置であれば粗大ごみとして回収しますが、重量、サイズをオーバーする物置は回収しません。

長崎市は、かなり小さい物置しか回収しないと考えていいでしょう。

長崎市で物置を処分する方法

このように、長崎市民の皆様は、かなり小さいサイズの物置しか市のサービスを利用して捨てられません。そのため、物置を処分する場合は、解体作業も含めて不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

不用品回収業者に物置の解体と回収を依頼

長崎市が粗大ごみとして回収しないサイズの物置でも、比較的小さいものなら解体せずに設置場所から運び出せるかもしれません。しかし、数百キログラムにも及ぶ重量の物置を解体せずに運ぶことは現実的ではありません。環境的に解体しないと運び出せないことも多いですから、解体作業も含めて不用品回収業者に物置の回収を依頼することをおすすめします。

大型の物置でも元々は組み立て式なので、一般の方でもこれを解体できないわけではありません。しかし、小型の物置でも複数の人手は必要です。また、その内ひとりはDIYの経験が求められます。作業の負担や時間がかかることを考えると、すべての作業を業者にまかせてしまったほうがいいでしょう。

費用について

ここまでの内容でもおわかりのとおり、サイズはともかくとして、設置場所も物置の処分費用に大きく影響する要素です。たとえば、屋上など非常に特殊な環境に設置されている物置を撤去する場合は、クレーンなどの重機を使用する必要があるため費用も高額です。

一般的な物置で、比較的スムーズに搬出できる環境であれば、処分費用は解体作業も含めて3～8万円程度みておくといいでしょう。

長崎市のごみ収集サービスで物置を処分（粗大ごみに該当する物置のみ）

サイズも重量も長崎市が定める粗大ごみに該当する物置なら、戸別収集を利用するかごみ処理施設に持ち込んで処分できます。

戸別収集

戸別収集は、地区を担当する業者に直接電話をして申し込みます。

1. 電話予約

2. 粗大ごみ処理ステッカーを購入

3. 指定された日時に物置を搬出

以上は搬出までの流れです。地区を担当する収集業者については、「長崎市のごみの分け方」や「ごみの分別一覧表」で確認してください。

予約の電話では、収集日時や場所、受付番号など、後で必要な情報が伝えられます。忘れずに控えておいてください。

予約が確定したら、収集日までに銀行か郵便局で粗大ごみステッカーを購入します。物置の場合、まず間違いなく一辺の長さが1mを超えるため、ステッカーの金額は1,047円です。

粗大ごみステッカーは、受付番号を記入して処分する物置に貼っておきましょう。収集日が来たら、予約時に伝えられた日時と場所に物置を搬出します。

ごみ処理施設に持ち込む

物置を積み込める自家用の軽バン等を所有されている方は、長崎市のごみ処理施設に持ち込んで処分することが可能です。施設に持ち込む場合でも搬入許可を得る必要があるため、まずは地域の窓口に行き、搬入券を手に入れてください。廃棄物対策課、各地区事務所、各地域センターで一般廃棄物処理申請書を記入、提出すると搬入券が交付されます。

物置を持ち込めるのは「三京クリーンランド埋立処分場」です。搬入券の交付から1ヶ月以内に持ち込んでください。

・三京クリーンランド埋立処分場

住所：長崎市三京町43-4　電話：095-850-3326

※祝日を含む月曜日から土曜日の午前9時から午後5時にオープン

※10kgまでごとに62.8円の処分手数料がかかります。