佐世保市でスプレー缶(エアゾール缶・カセットボンベ)を処分する場合は、基本的に使い切る必要があります。しかし、これらがたくさんあるとその作業もかなりの負担になります。
この記事では佐世保市でスプレー缶を処分する方法を、使い切らずに処分する方法を含めて紹介しています。大量のスプレー缶の処分にお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
佐世保市はスプレー缶を「燃やせないごみ」として収集
佐世保市は使用済みのスプレー缶を「燃やせないごみ」に分類して収集しています。スプレー缶の内容物が残ったまま捨ててしまうと、ごみ処理施設での処理の際に火災が発生するおそれがあるので、必ず内容物を使い切ってから缶に穴を開け、佐世保市指定のごみ袋に入れてステーションに出してください。
佐世保市は、地区ごとに月1日、燃やせないごみの収集日を設けています。
佐世保市のごみ処理施設にスプレー缶を搬入して処分することも可能
内容物を使い切って缶に穴を開けたスプレー缶は、佐世保市のごみ処理施設に搬入して処分することも可能です。以下のいずれかの利用しやすい施設に搬入してください。
・東部クリーンセンター
住所:佐世保市大塔町1036番地1 電話:0956-31-3815
・西部クリーンセンター
住所:佐世保市下本山町2-1 電話:0956-47-5292
どちらも一部の祝日を除く月曜日から土曜日の8時30分から17時まで開場しています。市の指定ごみ袋に入れて搬入する場合は手数料がかかりませんが、そのまま搬入する場合は50kgまで450円、50kgを超える場合は10kgごとに90円が加算される手数料がかかります。
不用品回収業者にスプレー缶の収集を依頼して処分
佐世保市でサービスを提供している不用品回収業者にスプレー缶の収集を依頼して処分する方法もあります。業者によって対応は異なりますが、基本的には中身を使い切ってから収集を依頼することになるでしょう。
不用品回収業者は民間業者なので、利用の際は当然のことながらお金を払う必要があります。料金の関係上、少量のスプレー缶の処分には向かないので、以下のような状況のときに利用を検討しましょう。
スプレー缶の本数が多い
処分するスプレー缶の本数が多い場合は不用品回収業者の利用を検討しましょう。不用品回収業者の料金は、物量が多いほど安くなる定額制が採用されていることが多いためです。
スプレー缶といっしょに家財を処分したい
スプレー缶といっしょに不要な家財を処分したい場合も不用品回収業者の利用がおすすめです。不用品回収業者を利用する場合は分別を気にせずに処分できるので、作業の手間を大幅に省けます。
とにかく急いで処分したい
佐世保市の燃やせないごみの収集日は月に1回だけなので、タイミングが悪いと3~4週間も次の収集日を待たなければなりません。しかし、不用品回収業者を利用すれば、最速で連絡をした当日中にスプレー缶を処分できます。
都合のいい時間帯を指定して収集を依頼することも可能です。
スプレー缶の中身を使い切る方法
スプレー缶の中身は、塗料、殺虫剤、芳香剤、ガスなど多彩です。この中身により缶の中身を使い切る方法は異なります。
すべてのスプレー缶に共通するのは作業する場所
スプレー缶の中身を抜く作業は、中身を問わず、必ず屋外の風通しのよい場所で行います。スプレー缶の内容物は可燃性です。したがって、屋内で作業をすると何かの拍子に充満したガスに引火して大きな事故につながる可能性があります。類似した事故は実際に発生しているので、絶対に屋内で中身を抜く作業をしないでください。
害の少ないスプレー缶は空中にスプレーして使い切る
芳香剤や臭い消しなど害の少ないスプレー缶は空中にスプレーして使い切りましょう。
塗料や殺虫剤のスプレー缶は新聞紙やぼろ布へ
大量の塗料や殺虫剤を空中にスプレーするわけにはいかないので、これらは古新聞やぼろ布を用意して、吹き付けて中身を使い切ります。汚れた古新聞やぼろ布は燃やせるごみの収集日にステーションに出して処分してください。
カセットボンベのガスはコンロで使い切る
カセットボンベのガスはカセットコンロにセットして使い切るのが一番なのですが、使用期限が切れていたり、カセットコンロがなかったりすることも考えられるので、その場合はノズルの先端を地面に押しつけてガスを使い切りましょう。
スプレー缶に穴を開けるには?
佐世保市では、すでにご紹介したように中身を使い切ったスプレー缶を、穴を開けてからごみ袋に入れて処分します。キリのような工具で穴を開けてもいいのですが、市販されているスプレー缶用ガス抜き工具を使うと、誰でもかんたんに穴を開けられます。
※絶対に中身を抜く前のスプレー缶に穴を開けてはいけません!
佐世保市で中身の入ったままのスプレー缶を処分する方法
この記事のタイトルは、「佐世保市で中身の入ったままのスプレー缶を処分できますか?」でしたね。
答えは「Yes」です。
長崎えびすサポートを利用していただければ、中身の入ったままのスプレー缶を処分することが可能です。
大量にスプレー缶がある場合、ひとつずつ缶の中身を抜いていくのは、人を雇いたくなるほど大変です。しかし、長崎えびすサポートなら、ガス抜き作業も含めて依頼していただけます。
まとめ
スプレー缶を処分する場合、どの自治体でも中身を使い切ってから処分する必要があります。佐世保市では、中身を使い切るだけではなく缶に穴を開けてから処分することも特筆すべき点です。
大量にスプレー缶を処分しなければならない場合は、中身を抜く作業をしなくても済む「長崎えびすサポート」の利用を考えてみてください。