佐世保市で洋服ダンスなどの婚礼家具を処分する方法とは？

「婚礼家具」という言葉を聞くことはあまりなくなりました。とくに若い世代の人は、婚礼家具という慣習のこと自体、知らないのかもしれませんね。

この婚礼家具の人気がピークだったのは1960年代から70年代ぐらいにかけてです。このときに結婚した現在の高齢者の家には立派な洋服ダンスや鏡台などが今も置かれています。

親御さんが施設に入られるなどしてこのような婚礼家具の処分を考える方が増えているようです。

この記事では婚礼家具の処分方法を紹介しています。佐世保市に特化した内容なので、市民の皆様はぜひ読んでみてください。

佐世保市は婚礼家具などの家具類を「粗大ごみ」に分類

佐世保市は婚礼家具を含む家具類を「粗大ごみ」に分類しています。ただし、佐世保市の粗大ごみの基準は60kg以下。60kgを超える家具は市の戸別収集では処分できないので注意が必要です。

実はこれ、けっこう大きな問題です。婚礼家具は往々にして大きく重いからです。引き出しを抜いてそれぞれをひとつの粗大ごみとして処分することも可能ですが、戸別収集は上限が5個までなのが悩みどころでしょうか。

いずれにしても、市民の皆様は市のサービスを利用して家具を処分することが可能です。

佐世保市で洋服ダンスなどの婚礼家具を処分する方法

佐世保市民の皆様は、市の戸別収集、市のごみ処理施設、そして不用品回収業者を利用して洋服ダンスなどの婚礼家具を処分することが可能です。それぞれの方法についてくわしく解説します。

佐世保市に戸別収集を依頼

市民の皆様がもっとも手軽に利用できるのが、市がおこなっている粗大ごみの戸別収集サービスです。戸別収集は予約制で、「粗大ごみ受付センター」または「宇久ストックヤード」に電話をして収集を申し込みます。

・粗大ごみ受付センター　電話：0956-46-5300

・宇久ストックヤード　電話：0959-57-3238

どちらも平日の8時30分から17時まで電話を受け付けていますが、宇久ストックヤードのみ12時から1時間の昼休みを挟みます。

予約は収集希望日の1ヶ月前から3日前まで可能です。粗大ごみの種類や大きさ、個数などの情報を伝えてください。

予約完了後、最寄りのコンビニなどの販売店で「粗大ごみ処理券」を購入してください。これは手数料の代わりになるもので、粗大ごみの品目により決まっています。参考までに代表的な品目の手数料を挙げておきましょう。

・鏡台　520～1,560円

・食器棚　520～1,560円

・タンス　520～1,560円

どれもサイズがまちまちなので手数料に幅があるようですね。

ちなみに繰り返しになりますが、重量が60kgを超える家具は戸別収集を利用して処分できません。

佐世保市のごみ処理施設に自己搬入

婚礼家具を運べる自家用車を所有している方、もしくはレンタカーを手配できる方は、佐世保市のごみ処理施設に自己搬入して処分することが可能です。

佐世保市には、持ち込みごみを受け入れているごみ処理施設が3ヶ所あります。

・東部クリーンセンター

住所：大塔町1036-1　電話：0956-31-3815

・西部クリーンセンター

住所：下本山町2-1　電話：0956-47-5292

・宇久ストックヤード

住所：宇久町平5272-4外　電話：0959-57-3238

どの施設も一部の祝日や年末年始を除く月曜日から土曜日の8時30分から17時まで開場しています。ただし、宇久ストックヤードのみ12時から13時まで昼休みのためごみを受け入れていません。

ごみ処理施設に搬入する場合は重量制で計算される手数料（50kgまで450円、以降10kgまでごとに90円）を支払うため、粗大ごみ処理券を購入する必要はありません。

不用品回収業者を利用

佐世保市をサービス提供エリアにしている不用品回収業者を利用して婚礼家具を処分することが可能です。婚礼家具のような重量物を処分する場合はぜひとも検討したい選択肢です。不用品回収業者は多くの市民の皆様がメリットを得られる選択肢なので、とくに以下のようなことにお困りの方に利用をおすすめします。

婚礼家具が重すぎて運べない

佐世保市のサービスを利用する場合は、戸別収集、持ち込み、どちらを利用するにしても、多かれ少なかれ重い婚礼家具を運ぶ必要があります。ひとりで運ぶことの難しい家具もあるでしょうから、家族や友人にヘルプを頼みたいところですが、そうはいかない人も多いと思います。不用品回収業者を利用すれば、屋内からの搬出も積載作業も、業者がすべてやってくれます。